施術工程

施術工程

初診

受付

カルテ記入

問診

主 訴 =現在の症状

既往歴=過去にどんな病気をしたことがあるか。アレルギーなど特別な症状は無いのか。

触診

脈 =風邪の初期、血圧、本人の針に対する対応力など、本人は気づいていない症状を知る。

皮膚=特別な張り、硬すぎる、緩みすぎ、冷え、ほてり、気の上昇など。

筋肉=硬くなっている、緩みすぎている。関節の可動域を調べ、筋力の左右差などを患者自身感じ取るなど。

施術

上記の情報をふまえ、患者さんご自身にもわかるように現在の症状が、何が原因によるものなのかわかるようにご説明し、納得していただいた上で施灸、温暖(灸頭針)、灸頭鍼などにより施術を行っていきます。そして、筋力の改善、皮膚の張りの改善をはかり、施術後、どのように変わったのか、どうして良くなったのかをご説明いたします。

灸頭鍼の施術

灸頭鍼は、針の上にもぐさを付けて温める治療法です。針の刺激は陰と言っていいでしょう、灸頭鍼はそれを補って陽の刺激を行います。炎症には針の(陰)の刺激が有効ですが、慢性疾患には灸頭鍼(陽)の刺激が有効です。また、炎症がある場合でも灸頭鍼は効果が期待できます。

また、必要に応じて、キネシオテーピング施術を行っていきます。

いわゆるスポーツテーピングと違い、皮膚を進展させ伸び縮みするテープを貼っていきます。皮下の組織や皮下の血液循環を改善して、皮膚、皮下組織、筋肉の動きを助けます。貼った後では、力の入り方、関節の可動域の改善が、施術されるご本人にも体感していただけることでしょう。

当院では針灸の考えを応用して、気の調整を図るようにテーピングを施し、症状の改善を感じ取ってもらえるようにしてまいります。

施灸、アイシング治療、ほっとパック、皮内鍼なども必要に応じて使っていきます。

    

術後

痛みが取れても、筋肉、粘膜の炎症が取れていないこと、それらを置き換えるのには時間が必要な事などをご説明します。実際に炎症を改善するのは自分の力です。治る力を自分自身で発揮できる状態に変わっていることを自覚していただきます。また、さらなる改善のためには日々どのように過ごせば良いのか、毎日の運動、食事などの指導を行います。

再診

初診同様、問診以下同じように診ていきます。

理由:同じ人でも来るたび状態が違うのを見逃さないようにする為にも必要な事なのです。また、治療の段階によって状態が変わっていきますので、施術、説明、指導も変わってまいります。

トータル施術時間

初診  約一時間半。

再診  約一時間。